何から何まで初めての農作業。
まずは、以下の問題が頭に浮かんだ。。。。。。
・土がどのような状態を目指せばいいのか?
・土壌のPH値はどの程度気にするか?
・土への栄養の与え方や考え方
・種まきなのか、苗なのか?
・何を植えたらいいのか?
・やってはいけない事や注意点。
・段ボールコンポストを始めたい、それ以外に肥料は必要?
そもそも今、
自然農法=農薬を使用しない
という程度の理解しかない。
脱サラして農業者に転職した先輩・川合さんに聴いたり、
岩手で同じく自然農法での家庭菜園を目指す友達に聴いたり、
本を買って読んだりしながら、開墾作業を続ける日々。
上記の疑問は、自分のなかでスッキリした段階で、
この菜園記録とは別に、
わかりやすい記事として
まとめていきたいと思っている。
4/5の開墾作業開始から、丸5日目~~~
4/19(日)ついに赤土を剥がし終わった!!!!!
感動~~~~
しかし、ここで、新たな問題が発生!!!!!!!!!
さつま芋畑だった土から
工具の残骸のようなゴミが大量に出てきたのだ。
しかも、河川敷近くの立地ゆえ水捌けが悪い。
「川合サーン 今、掘ってたら、
ゴミがいっぱい!
それは取り除くとして、、
その辺りがかなり湿った、荒い砂のような土やら、粘土みたいな赤い土やら、決して良いとは言えない状況。
取り除ける分は取り除いてるんだけど、ここに買った腐葉土やら何やら入れちゃえば良いのか、 水ハケ良くするための何かした方がいいのか、 どうかなぁ??」
川合さん
「随分、掘りましたね。素晴らしいです。」
「一般の人は、とにかく作物が出来ればよいと思っているので、手法を知りたがります。
idGの畑は、造成地と言って(おそらく)、自然ではない形だと思います。
それを、自然の状態に戻す、近づけるのは、難しい作業です。」
とりあえず、土にこだわるのは重要な事ですが、土はすぐには変化をしません。」
「土は、表層、作土層、その下の土とは、役割が違います。
なので、表層の土と一番下の土の構造は違っていて構いません。」
「養分となる肥料性の物は、一番上の表層で使用すると効果的です。
堆肥は完熟たいひなら、作土層に入れても大丈夫ですが、完熟でない場合、 やはり病気の原因になります。」
今井
「あー そうそう、 そんなイメージでいた!
7.80センチ掘ると、一番下が砂ぽい土で、 おじさんの情報からしても、それがここの一番最下層ぽいので、 大きめの石、小さめの石を順に敷いてその上に土を入れて、最上層に買った土や肥料を混ぜようかなぁ」
畑の水はけ改善に「暗渠排水」という方法もあるらしいが、
大掛かりな工事が必要になる。
業者には頼まず自分でできる範囲で可能な方法をとりたい。
いろいろ調べてみたところ、
「緑肥」を育てることで、水捌けが改善されるらしい。
緑肥とは、簡単に言うと肥料のこと。
畑で採るための野菜と一緒に植物を育て、
その植物を、肥料にしたり、草マルチ(土の上に被せて土を守る)にしたりするもの。
ということで、
最下層と思われる水が出でくる限界まで掘って、
最下層には大きな石入れて、その上に小さな石、さらに小さな石を入れる。
今まで入っていた土をはすべて振るいにかけて戻し、
最上部には購入して届く予定の腐葉土などをいれる。
その後は、緑肥も活用しながら、水はけを良くしていけばいい。
今できる限り、すべてやりきりたい!!!
水捌けが少しでも良くなるような構造になることを祈って、
こんなイメージでさらなる開墾作業をやろうと決めた。
自然農法の特徴は「不耕起」。
「人の手で畑をつくろうとしないこと」
簡単に言うと、「耕さない」ということが大切らしい。
自分でもちょっと、几帳面にやりすぎか?と思いつつ、
一度、人間の手で汚された不純物を取り除き、0ゼロの状態に戻す。
長い間、放棄されていた地なので、
最初だけの土のテコ入れ。
そう決めて
すべての土を掘り起こし、土をふるう日々がまた始まる~~~